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執筆者の写真勇輔 籔内

天地始粛(てんち はじめて さむし)

ようやく異常な真夏の暑さが静まったと安心したら災害が続き、気の緩まない日々を過ごしていますが、皆様はいかがでしょうか。

お題は七十二候から引用しています、今年はさすがにバテ気味だったので、こいつが待ち遠しかったです。

さて、気、という言葉をなにげなく日常で使いますが、すでにもう2回使っていますが笑

東洋医学では先ほどのような心の機微を表現する場合以外にも、身体の調子を観察・分類する場合にも使うことがあります。

気は生命エネルギーそのものであり、不足していると『気虚』(ききょ)、うまく体を巡っていないと『気滞』(きたい)と表現します。

9月に関して言えば、夏の胃腸冷えなどで気虚になり風邪を引きやすくなりますし、頸椎4番・胸椎4番の周囲が緊張し呼吸が浅くなると気滞になりイライラ・憂鬱になりやすくなります。

このブログをご覧の皆様も毎日お忙しいこととは思いますが、定期的にお体のメンテナンスをして頂けるよう、無料体質チェックをはじめ当院がお手伝いさせて頂きますよ。

みなさまの『気持ち』がよくなりますように。


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